当院の女性泌尿器科は
2025年4月からの開設となります。
横浜駅東口近くの
女性泌尿器科なら当院へ
当院では、女性特有の泌尿器科のお悩みに対応する「女性泌尿器科外来」を開設しております。女性の体は、加齢や出産、ホルモンバランスの変化によって泌尿器のトラブルを抱えやすい傾向があります。これらのお悩みは相談しにくいと感じる方も多いかもしれませんが、早めの診察・治療が大切です。
当院は女性専門のクリニックなので、婦人科や美容皮膚科と一緒に女性専門医による泌尿器科の診察も受けて頂くことが可能です。男性の多い泌尿器科への受診に抵抗があり、受診がためらわれる場合には、当院のような女性のみの環境で安心してお困りの症状についてご相談いただければと考えています。
婦人科と泌尿器科は診療分野が近いので、どちらの専門医でも対応可能な症状も多くありますので、事前にweb問診表にご記入いただけますと、スムーズにご案内が可能になります。泌尿器科専門医の受診をご希望の場合には泌尿器科の予約枠でwebまたはお電話でのご予約をお願いいたします。
経験豊富な女性専門医が親身にお話を伺いし、最適な治療法をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
こんな症状はありませんか?
- くしゃみや笑った時に尿が漏れる
- 夜間に何度もトイレに起きてしまう
- 排尿の回数が増えたり、トイレが我慢できない
- 排尿時の痛みや違和感がある
- 膣や骨盤の奥に重い感じや違和感がある
これらの症状は、過活動膀胱、尿失禁、膀胱炎、骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤)などの可能性があります。当院は女性専門のクリニックですので、不安に思いながらも泌尿器科の受診を躊躇されていた方も安心してご相談ください。泌尿器科専門医も女性医師が担当いたします。
当院で診療可能な主な疾患
- 過活動膀胱
急にトイレに行きたくなる、
頻尿、夜間頻尿など。 - 尿失禁
・腹圧性尿失禁:くしゃみや笑った時に尿が漏れる。
・切迫性尿失禁:急に尿意を感じてトイレに間に合わない。 - 膀胱炎
排尿時の痛みや違和感、頻尿、残尿感など。 - 骨盤臓器脱
子宮や膀胱、直腸が下がることで起きる膣の違和感や排尿・排便トラブル。 - その他
尿路感染症、尿道狭窄、排尿困難など。
当院での診療の流れ
1問診
症状の詳細やこれまでの病歴を伺います。
2診察・検査
必要に応じて、尿検査、超音波検査などを実施します。
3治療方針の決定
薬物療法、骨盤底筋トレーニング、生活指導、手術治療(必要な場合)などから、患者様に最適な治療法をご提案します。
当院では保険診療だけでなく、自由診療として磁気パルスによる骨盤底筋群トレーニングチェア(スターフォーマー)や膣や尿道に照射可能なインティマレーザーを導入しており、適応の方には一歩進んだ治療法をご提案することが可能です。
泌尿器のトラブルは日常生活に支障をきたすことも少なくありません。「我慢できるから」と放置せず、お早めにご相談ください。
当院では女性特有の泌尿器科のお悩みに寄り添い、心身ともに健康な毎日をサポートいたします。
女性医療クリニック
六花 横浜について
当院は横浜駅東口から徒歩3分の横浜ベイクォーター内にあり、アクセスも非常に便利です。
女性専門のクリニックで、婦人科、泌尿器科、美容の専門外来もすべて女性医師が担当いたします。頻尿や尿漏れ、膀胱炎など、女性特有のお悩みを抱える患者様が安心してご来院いただけるよう、プライバシーに最大限配慮した環境を整えています。診療経験豊富な女性専門医が、丁寧なカウンセリングを行い、一人ひとりに最適な治療プランをご提案いたします。
女性ならではのデリケートな問題も、リラックスできる雰囲気の中で解決に向けたサポートをいたしますので、お気軽にご相談ください。
このような症状にお悩みの方へ
- トイレの回数が多い(頻尿)
- 就寝後に何度もトイレに起きる
- 排尿後の残尿感がある
- 咳やくしゃみなどの反動で
尿漏れを起こすことがある - おりものが増えた
- おりものが臭い、おりものが変色している
- 腟から異物が出ている
- 尿に血が混入している
- 足がむくむ
- 腰や背中、腎臓周辺に痛みを感じる
- 下着やトイレットペーパーに膿のようなものが付着する
- 健康診断でたんぱく尿や血尿を指摘された
女性の主な泌尿器疾患
膀胱炎
膀胱炎は男女ともに発症する病気ですが、女性は男性に比べて尿道が短いため、一般的に膀胱炎になりやすい傾向があります。
女性の膀胱炎は、外陰部の細菌が尿道から膀胱へ侵入し膀胱粘膜で感染が起こることで炎症を引き起こします。正常な状態であれば細菌に対する防御反応で細菌が侵入しても感染せずにすむことが多いですが、過度なストレスや病気などによって体内の免疫機能が低下すると感染しやすくなります。気になる症状がある時はお早めにご相談ください。
症状
- 頻尿
- 残尿感
- 排尿時痛
(特に排尿の最後に鋭い痛みが起こります。) - 排尿時の違和感
- 血尿
- 尿が白く濁る
- 尿の臭いがきつい
- 下腹部痛
治療
膀胱炎は、尿検査で比較的簡単に感染の有無を確認できます。抗生剤治療を先行しますが、膀胱炎の原因となった細菌を特定するために、細菌培養検査を行うことがあります。
主な治療法は、抗生剤の内服になります。抗生剤は3~5日間服用する必要がありますが、一般的に服用の翌日には症状が改善し始め、5日間程度で完治します。ただし、症状が治まったからといって自己判断で治療を中断してしまうと再発する恐れがありますので、処方された薬は最後まで使い切るようにしましょう。膀胱炎は無理にトイレを我慢するなどで再発する恐れがあります。水分をしっかり摂取し、排尿をすることで、膀胱内の細菌を流しだすことも大切です。
骨盤臓器脱
(子宮脱、膀胱瘤、直腸脱)
骨盤臓器脱は、骨盤底筋群が脆弱化し、膣からお腹の中の臓器が出てきてしまう状態です。子宮脱は子宮が正常の位置から下方に移動し、子宮の一部や子宮全体が膣から脱出してしまう状態です。
また、子宮は膀胱や直腸と隣合わせに位置しているため、膣から膀胱が脱出する膀胱瘤や直腸が脱出する直腸瘤を引き起こすこともあります。一般的に出産経験がある高齢女性に多く見られる傾向がありますが、若い方でも産後に骨盤臓器脱の症状で来院される方もいらっしゃいます。
当院では骨盤臓器脱の治療や予防に力を入れておりますので、お困りの症状や心配なことがございましたら、お気軽にご相談下さい。
症状
初期の段階では、子宮が下に下がっているような感じや、膣になにかが挟まっているような感じがしたり、下腹部に不快感があったり、おりものに変化が現れたりします。
さらに進行すると、膣から子宮や膀胱、直腸などが出てくるようになります。どの臓器がどんな形で出てくるかは人によって違います。出方によって症状も異なります。子宮と一緒に膀胱が出てくると、尿もれや頻尿、失禁、尿閉などの症状を引き起こすこともあります。
また、子宮が大きく脱出すると、子宮が下着と擦れることで出血を起こしたり、患部が細菌に感染する恐れもあります。
治療
治療としては、保険診療では骨盤底筋体操という自分の力で膣やお尻の筋肉を締めて筋肉をトレーニングする方法や膣の中にペッサリーというプラスチック製のリングを挿入して、出てきている臓器をお腹の中に押し戻す治療を行い、リングでは抑えきれない場合には手術療法が行われてきました。手術療法も様々な術式が開発されていますが、勇気を出して手術をしても、術後に再発することもあり、一度手術をすれば終わりと言い切れない部分もあるのが悩ましいところです。手術を受けられる際は担当の医師に術式や再発率などについてよくご相談されることをお勧めしています。
当院では、これまで子宮や膀胱の下垂はあるけれど、骨盤底筋体操などで経過観察となっていた方や、ペッサリーで抑えているけれど、おりもののにおいや出血があったり、ペッサリーを使用することでQOLが下がっている方など、手術までは希望されない方に、また、将来的な骨盤臓器脱の予防として治療を希望される方に、自由診療として、骨盤底筋群を強化する磁気パルスの椅子(スターフォーマー)や膣や尿道、肛門からインティマレーザーを照射することで、膣を引き締め、膀胱瘤の改善や、尿もれの改善、お湯もれやガスもれなどの症状の改善も期待できる最新の治療機器をそろえ、一歩進んだ治療の選択肢ご用意しています。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
症状によって手術適応と判断した場合には適切な医療機関へご紹介いたしますので、ご安心ください。
腹圧性尿失禁(尿漏れ)
女性は男性に比べて尿道が短いので、尿漏れを起こしやすい構造をしています。正常な状態では、膀胱と尿道を支える骨盤底筋の活躍によって尿漏れを起こさないよう制御していますが、妊娠出産による骨盤底筋群の損傷、加齢や病気などが原因で骨盤底筋の機能が低下すると、尿道の締め付けが弱くなり尿漏れを起こしやすくなります。くしゃみをしたり、ランニングをしたり、ジャンプをしたり、お腹に力が入っただけで、尿が漏れてしまう症状を腹圧性尿失禁と呼びます。
また、腹圧性尿失禁に加え、尿意を催した際にトイレに間に合わずに漏れてしまう切迫性尿失禁を合併している状態を、混合性尿失禁と言います。
症状
次にあげる腹圧がかかるような行動をとった際に、尿漏れが起こりやすくなります。
- 咳やくしゃみ
- 重いものを持ち上げた時
- 階段を昇り降りした時
- 笑った時
- 運動で瞬間的な力を使った時 など
治療
骨盤底筋は筋肉なので、症状が軽度の場合であれば尿道周囲の骨盤底筋群や外尿道括約筋を強化する訓練を行うことで改善できます。また、肥満が原因で骨盤底筋過度な圧がかかり、骨盤臓器脱が引き起こされている場合には、生活習慣を改善して減量することが必要です。このような取り組みを行っても十分に症状が改善しない場合には、薬物療法が検討されます。運動療法や生活習慣の改善、薬物療法を行っても改善が期待できない場合には、手術治療が検討されることもあります。
当院では、手術を行う前に検討してもらいたい新たな選択肢をご用意しています。保険診療の保存療法では改善しきれなかった症状に対して、自由診療として、インティマレーザーやスターフォーマーによる治療も行っておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
過活動膀胱(OAB)
過活動膀胱とは、膀胱の反応が過敏になることで尿が蓄積していないにも関わらず強い尿意を引き起こす病気です。発症すると、尿漏れや頻尿などの症状を引き起こします。常に尿意をもよおすため、気軽に外出できなくなったり仕事に集中できなくなるなど、生活の質を低下させてしまいます。
症状
- 頻尿
- 尿漏れ
- 尿意切迫感(トイレを我慢できないほどの強い尿意)
治療
治療は、生活習慣の改善や薬物療法が適用されます。生活習慣の改善では、骨盤底筋を訓練して強化したり、排尿時間を記録して水分摂取量や水分摂取のタイミングをコントロールし、改善に繋げます。